SEO&MEO

2.上位表示に繋がるキーワード選定の基本

Webマーケティングで「上位表示」というのは、検索結果の上位にあなたのビジネスを表示させることを指します。SEO(検索エンジン最適化)やMEO(マップエンジン最適化)において、上位表示を狙うためには、「キーワード選定」が非常に重要です。


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隈本稔

ここでは、専門用語をできるだけ使わずに、キーワード選定の基本について詳しく説明していきます。

なぜキーワードが重要なのか?

キーワードは、あなたのビジネスが検索エンジン上でお客様に見つけてもらうための言葉です。キーワードをうまく選ぶことで、あなたのサイトや店舗情報が検索結果の上位に表示される確率が高まります。

とくに、地域密着型のビジネスにとって、検索エンジンで上位表示されることでお客様が増える可能性が高まります。

競争が少なく、効果的なキーワードを探す

たとえば、あなたが大手会社などが積極的にターゲットとしている「カフェ」というキーワードを選ぶと、大きな競争に巻き込まれやすくなります。そのため、競争が激しすぎないキーワードを選ぶことが重要です。

一般的に、多くの人が検索する言葉ほど競争が激しく、上位表示が難しくなるため、自社の情報が届きにくくなります。そこで、少し長めの言葉や具体的な言葉を使うことで競争が少なくなり、効果が出やすくなるのです。

地域密着型ビジネスは「地名」を含める

地元のお客様をターゲットにする場合は、地名を含めたキーワードを使うことが非常に有効です。

たとえば、「○○市カフェ」や「△△町美容院」など、地域の名前を含めることで、特定のエリアのお客様があなたのビジネスを見つけやすくなります。

地域名を入れることで、近くにいるお客様がより興味を持ちやすくなり、来店につながる可能性が高まります。

長いキーワード(ロングテールキーワード)を活用する

「ロングテールキーワード」とは、長めのフレーズを使ったキーワードのことです。たとえば、「美味しいパンが食べられる○○市のカフェ」など、具体的なニーズに応えるフレーズを使います。

こうしたキーワードは、特定の興味を持ったお客様に届きやすく、上位表示される可能性が高まります。また、競争が少ないため、より効果的にお客様を引き寄せることができるのです。

お客様の検索意図を考える

キーワードを選ぶときには、お客様がどんな意図で検索するかを考えることが大切です。たとえば、「○○市でランチができるカフェ」と検索するお客様は、食事を楽しみたいと思っているはずです。

そうしたお客様に向けた言葉を選ぶことで、ビジネス内容がマッチし、検索エンジンの評価が高まりやすくなります。

競合他社のキーワードをチェックする

競合他社がどんなキーワードを使っているかを調べることも効果的です。たとえば、同じエリアで似たようなビジネスを展開している店舗が「どのキーワードで上位表示されているか」を確認し、そのキーワードを参考にしましょう。

ただし、SEO勝負で勝てない可能性がある場合は、まったく同じキーワードを使うのではなく、少しずらして独自性を持たせることがポイントです。

キーワードの組み合わせを試してみる

いくつかの言葉を組み合わせることで、ユニークなキーワードを見つけることができます。

「○○市人気ランチ」といった単語を組み合わせたり、「家族で楽しめる△△町のレストラン」といったフレーズを考えたりすることで、競争が少なく、上位表示が期待できるキーワードが見つかることもあります。

キーワードの選定を継続的に行う

キーワード選定は、一度やれば終わりではありません。季節やトレンド、イベントなどに合わせて、お客様が求めるキーワードも変わってきます。

そのため、定期的にキーワードを見直して必要に応じて変更することで、常にお客様に見つけてもらいやすくすることができます。

まとめ

上位表示につながるキーワード選定は、Webマーケティングにおいて非常に重要なステップです。

競争が少なくお客様の検索意図に沿ったキーワードを選び、地域に特化した長めのフレーズを使うことで、あなたのビジネスがより多くの人に見つけてもらえるようになります。

キーワード選定は、地道な作業ですが、継続して行うことで効果が期待できます。これから取り組んでみて、あなたのビジネスが検索結果の上位に表示されるよう工夫してみてください。

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